クラシックカーの確認ポイント
友人から 「クルマ買に行くんで付き合ってくれないか」 と頼まれて一緒に行ってきました。 「買に行く」ということは、現車確認してから決めるわけではなく、よほどのことがない限り買うことはもう決めちゃっているわけです。 まあ要するに、修正不可能なくらいの事故車とかエンジン、ミッションに致命的な不具合があるとか、その余程のことがあるかどうか確認してほしいという訳です。 クルマはこれ。 1983年のNissan 280ZX TURBO 少なくともフレーム修正を伴うような大きな事故歴はなさそうです。 錆もほとんどなくボディーは合格です。 エンジン、ミッション、その他機関系にも問題なさそうです。 米国仕様なのでラジオは入りませんが、それ以外は全部生きていてよく整備された個体でした。 でも、実はボディーさえしっかりしていれば機関系はどうにでもなるんです。 ニッサンディーラーからまだ結構新品部品買えますし、アフターパーツも豊富です。 一番どうにもならないのは内装の細かなパーツだったりします。 日本車、欧州車とわず真っ先に生産終了となってワンオフ制作も難しいものが多いのです。 しかも、車種によってダメになる部分はだいたい同じなので、ある程度年数が経つと中古部品も出回らなくなっていきます。 この手のクルマに新品状態の内装を求めることは出来ませんが、リペア可能な状態にあるかが重要なポイントです。 乗り出し340万円 即決でした(笑) By OZW |