ワイパーグリスアップ!2
ワイパーギアリングを2分割すると、歯車が出てきます。 可動部(ワイパー根元)は、金属でできていますが、固定部の三日月型の歯は、樹脂製です。 ここの樹脂製の歯が欠損するとワイパーが奇妙な動きとなります。 (伸び縮できなくなります。) ワイパーに思いがけない力が加わった時は、リンク部やモーターに影響が行かないためと、滑りの関係等で、樹脂製になったのではないかと聞いています。さすがだ! と言いたいところですが、ここの樹脂部分だけでの部品設定がない! ここは部品設定してほしいところです。 三日月型の樹脂製歯は、2枚の金属プレート留まっています。 外側からボルト6個を外せば、プレートが外ます。 プレートが取れれば、三日月型の樹脂製歯も簡単に取れます。 三日月型の樹脂製歯は、カチカチになったグリスがこびり付いていましたので、丁寧に清掃しました。歯の欠けはありませんでした。(正常に動いていたのだから当たり前か・・・) 本体側も同様に清掃します。 かなりきれいになりました。 何度も言いますが、グリスがカチカチで、とても頑固でした。 プレートとボルトも清掃して組み上げです。 ホームセンターで購入した、耐圧/長期潤滑タイプのスプレーグリスを塗布しました。 プロ作業ではそれ専用のグリスがあるかもしれませんが、たぶん問題ないと思います。(笑) 可動部分も分解して、掃除して同様のグリスを塗布します。 カバーは清掃して、艶消しブラックを塗りました。 新品のようです! W124後期ですと、樹脂製のワイパーキャップ(根元)がありますが、190EやW124前期は、金属製カバーのみです。どうしても色あせしてしまいますよね。 あれだけ見事な動き!?のワイパーですが、分解してみると意外と単純な造りです。 あとは逆の手順で組み上げれば完成ですが・・・、 そうです、マジックでマーキングしたところが清掃中に消えてしまい、リンケージとの接続部が、わかりません! 明日に続く By もっくん |