ベアリング
VW GOLFのフロントハブです。 VWは昔からベアリングだけの供給設定がほとんどありませんので、これもハブASSYでのご案内となってしまいます。 救いは OEM設定があるので純正定価の半値でご案内できることくらいでしょうか。 昔は単体設定があったベンツなどでも今ではみんなアッセンブリー交換が当たり前になってしまいました。 エコを謳うなら、こういう部分こそ考えて欲しいものです。 ところで、ベアリングといえば、これを米国から取る場合は最近面倒なことになっています。 米国はアンチダンピング税や相殺関税で得た収入を自国の企業に分け与える「バード修正条項」を実施していたのですが、これに対し欧州や日本は世界貿易機関(WTO)協定違反として報復関税を発動していました。同条項は2006年に廃止されましたが、経過措置として関税収入の配分が続いているため、報復措置も毎年1年ずつ延長になって今に至っています。 延長される度に対象品目と税率が改訂になるのですが、現在はベアリング関係で13品目、税率:17.4%と結構高い関税が掛けられます。 基本的に自動車部品には関税がかからないことになっているので、最近まではベアリングでも自動車部品ということなら税関はフリーパスだったのですが、今年の7月以降はしっかり課税されるようになってしまいました。 個人輸入だとしても、インボイス添付必須でベアリングの種類や原産地の記載がないと税関で止められてしまいすから気を付けてください。 By OZW |