シフトオーバーホール6
さて、問題の横ロッドです。 この筒の中にばねが入っています。 Cリング、ワッシャー、バネの3部品です。 ワッシャーを押し下げて、Cリングを外せば良いだけの単純な構造ですが、このばねかなり硬い! 適当な金属棒を片手で押しといて、もう片方の手でドライバーを駆使するも・・・。 腕がもう1本ないと無理〜。 そもそも押し下げておくなんて5秒ぐらいしかもたん! 例のごとく、回りを見渡して、知恵をしぼります。 あれこれ試し、うまくできそうなものを発見。 ハンガーです。太めの針金でできているハンガーを使います。 この横ロッドは貫通しています。バネ上部のワッシャーも中心に穴がありちょうど針金が通りそうです。 ハンガーを分解して、ペンチで加工して、棚に括り付けて、さあどうだ! この場合押すより引く方が力が入る! いけそうです。 画像は、Cリングを取り外し、見事にばねがでてきたところです。 (針金の加工はたいしたものではありません(笑)) 横ロッドを、片手でグイ〜と引っ張りあげ、ワッシャーが下がっているうちに素早くCリングを外しました。 古いばねと、新しいばねの比較です。古いばねは短くなってますね。 あとは、逆の作業で戻していきます。バネを縮めてCリングを入れる際は、お察しの通り抜く時より力が必要でした。 新しいばねの方がやはり硬かった。 ほとんどのパワーを使い果たし、次の作業はまた今度。 でも、一番厄介なところが終わったので、あとは楽勝です。 By もっくん |