低クオリティー社外品
画像左側は、お客様が個人輸入した無印の (一応ドイツ製らしい) 102エンジン用のデスビキャップなのですが、見た目があまりにも違うので不安になり、当社からBOSCH製のものを購入して、それと比べた画像を送って下さいました。 外側の黒のカバーは再使用しろということらしいですが、割れたりしていて使えない場合はどうするんでしょうね? 問題はむしろ内側です。 朱色の筺体のプラスチックの材質が全然違って耐久性がいかにもなさそうです。 中心電極の先端の加工がなく、単なる棒が刺さっているだけです。 外周の電極も円柱を半分に切った形の棒が差し込まれているだけで、右側のBOSCH製には存在する後ろからの支えはありません。 送料を入れると値段はBOSCH製の3分の2くらいだったらしいのですが、このクオリティーでは半額でもボッタクリかも。 実はこの手の商品の売り込みは当社にも頻繁に来ていて、仕入値は信じられないくらい安いんです。 仕入値の倍で売っても激安みたいな。 もちろん不良品率は高いのでしょうが、利益率100%なら仮に2割が不良品で代品を送るとしても十分儲かります。 それに、こういうものでも、たいていは3ヶ月くらいは持ちますから、3ヶ月保証くらいは付けられますしね。 私なら、こんなビジネスするくらいなら仕事辞めるけどなあ。 安いと思って購入しても、実は本当の価値で判断すると凄く高い買い物をしていることもありますので気を付けてください。 By OZW |