W126 500SE ファイナルギア比 その1
別に W124 E60があるので、W126 500SEではゆったり走るつもりです。 と言いつつ、X308ジャガーでは中速コーナーでアクセルを踏み込んでいけないからもうこの車要らない、となったわけで、やはり前に出たい時にはそれなりのサスペンションと加速は必要になりそうです。 足回りは普通に整備すれば、多分満足のいくものになりそうですが、加速はどうなんでしょう。 まだ試乗もしてないのに、いろいろ資料を漁っては妄想を膨らませています。 で、ひとつ気付いてしまったのですが、実は、W126 500SEの4速ATは、W124 500Eと各速のギア比が全く同じなんです。(同じ126でも 560SELや 300SEはATのギア比が異なります) ところが、デフのファイナル比は、W124 500Eが 2.82なのに対して、W126 500SEは 2.24というとてつもないハイギアードな設定なんですね。 4速6,000rpmまで回したら、余裕の300Km/h超えです。 もちろん、そこまでエンジンパワーがありませんから、全然出ませんけど。 まだ乗ってませんが、このファイナルでは、ちょっとかったるそうです。 ざっと調べると、W126だけでも車種やオプション設定でファイナル比は、2.24、2.47、2.65、2.82、2.88、3.46と6種類あります。 ただ、85年までの前期と86年以降の後期ではサブフレームの形状の違いから互換性はなさそうです。 500SEと同じ後期ものの 350SDが、2.82のデフを使っているのですが、ドライブシャフトは異なるので少なくもポン付けは無理っぽいですし、そもそも国内、本国ともに欠品中でした。 この写真は、前期500SE用のギア比2.82のピニオン&リングギアです。 現在は品番変更されていますが、とりあえずこのセットで部品は出るようです。 これ組み込んだら2.82になるのかしらん? もうちょっと調べて、多分そう遠くない将来何かしらデフはいじることになると思います。 By OZW |