W126 500SE やはり始まりました
実は、この時点で少し兆候はあったんです。 エンジンのかかりが少し悪いのです。 本来なら1、2秒でエンジンに火が入るはずなのに、4〜5秒かかるときがありました。 それが、酷くなって今では10秒以上クランキングしないとかからいときがあります。 かかってしまえば、水温が上がる前でもアイドリングは安定していますし、そのまま走り出しても息つきなどはなく、とってもお利口さんに走ってくれます。 また、少し走ってコンビニで買い物して再スタートするようなときには何の問題もありません。 いわゆる「冷間時エンジン始動不良」ってやつです。 考えられる原因は沢山ありますから、この症状だけから推測してパーツを交換していくなんてことは、無駄な出費につながる可能性が高く、お勧めできる手法ではありません。 点火系なら、プラグ、プラグコード、ディスキャップ、ローター、最悪EZLの可能性も。 燃料系なら、フューエルポンプ、フィルター、プレッシャーレギュレーター、インジェクター、最悪はフューエルデスビのお漏らしでしょうか。 その他、水温センサー、O2センサー、フューエルガバナー、コールドスタートバルブ、アイドルエアバルブ、フューエルポンプリレー等々。 片っ端から部品交換するくらいなら、ディーラーに修理出したほうが結果的には安く済むことが多いと思うのですが、当社のお客様の中にも原因を特定する前にあれこれ部品を換えていっていまう方も少なくありません。 でも、自分がその立場になってみると分かりました。 先ず、エンジンのかかりが悪いだけなので、通常使用には問題なく、今すぐ修理しなきゃいけないというほどでもないので、時間的、精神的に余裕があります。 次に、メカニックのひとに症状を確認してもらうためにも車は預けないといけません。 代車があればいいですが、特に都内では、それもなかなか難しいです。 さらに、水漏れとか煙吐いてるとか大がかりな修理になりそうなら諦めて工場に預けるのでしょうが、始動性が悪いだけで他は何も問題ないとなれば、原因となっているパーツを交換するだけで完治する可能性が高い。 また、それらのパーツ交換はだいたいDIYでも出来そうです。 それに何より、私の場合は、整備書を調べたり、国内外のネット情報を集めて、原因を推測していくのが楽しいということもあります。 そんな訳で無駄遣いしない範囲で、いろいろやってみようと思います。 さて、一発で直るのか、結局あきらめて整備工場に預けるのか、自分でもちょっと楽しみです。 By OZW |