次期車輛復活計画23
レストア中の W124 E60 ですが、新規登録車検でちょっと苦労しました。 ウインカーとかガラスの割れなどといったことではなく、書類関係です。 実は、抹消登録の書類が見当たらず、何度か陸運局に問い合わせたりしていました。 車検証やナンバープレートの汚損、紛失、盗難の場合だと、陸運局は比較的簡単に再発行してくれるのですが、「一時抹消登録証明書」(何年か前からは「登録事項等証明書」)は原則として再発行することが出来ないとされています。 盗難車との区別が難しいからのようです。 でも実際には、登録車だったなら 5年間は登録情報保持がされていますので、その間なら「登録事項等証明書交付請求」という手続きで手に入れられます。 原本じゃなくてFAXで送られたものなので、ちょっと見にくいですが、今回手に入れた「登録事項等証明書」がこれです。 この場合、車検は民間車検場では出来なくて、直接陸運局の車検場で検査を受けなければならず、通常の車検の前に構造変更のときに使用するレーンに入って車体寸法と車両重量が測定されて、その実測値が車検証に載ることになります。 その車検証が、これなんですが、上の登録事項等証明書の記載と微妙に数値が異なっています。 車両重量が 1770Kgだったのが、1730Kgへと 40Kgもの減量に成功しています。 特にフロントが、970Kg から 940Kg です。 FRP製ボンネットの他、電動ファン化やデンソー製のコンデンサーなどによる軽量化が効いているようです。 ちなみに、500Eの諸元表を見ると、サンルーフ無しで 1700Kg、サンルーフ有りで 1720Kg ということになっていますが、実際はもう少しあります。 北さんが乗っていたSJ号。並行車ですが、素の500Eです。 1760Kg となっています。 車高は、141cmで、これは 500Eの諸元表通り。 上のE60は、以前の登録事項のも今回の車検証のものも 140cmなので、最初から1cm低かったということになります。 By OZW |