次期車輛復活計画33
今回は、保留となっていたウォッシャータンクの加工を進めました。 タンクの素材である PP (ポリプロピレン) の接着は、PP同士を溶かせば強力にひっつくという論文を見つけたので、ホームセンターで PP板を買ってきました(写真左のキャップの下にある白い板)。 発砲PPをPPの薄い板でサンドした素材です。今回は全体の厚さが 5mm程度のものをチョイス。 それから、ホットボンドと半田ごても調達しておきます。 注入口の蓋の土台は、半田ごてを近づけと PP板が溶けて穴が開いてしまいそうなので、ここはホットボンドで留めてみました。 ボンドの素材はおそらく EVA (エチレン酢酸ビニル) だと思うのですが、かなり良好な接着力を得られます。少なくとも、一般のPP用接着剤とは桁違いに強力に引っ付きます。 PP板とタンクの接着は、PP板をタンクの切り口より少し大きめに切断しておいて、上の写真のように半田ごてで溶かしながら接着していきました。 PP板は中が発砲PPなので簡単に溶けて、こんな感じで固まると、もうそう簡単には取れなくなるくらい強力に引っ付いてくれます。 不十分な部分はこのように PPの小さな切れ端を置いて溶かしながら接着しました。 完成です! PP板とタンクの接着は完璧だと思うのですが、ホットボンドで接着したキャップの土台が何年(何ヶ月?)持つかは未知数です。 素人が試行錯誤で作ったものなので、見てくれは今一つですが、今のところ機能的には完璧です!! By OZW |