W124 純正セキュリティーの無効化
先月、お客様に食事に誘われたのですが、W124 E60にも乗ってみたいということでしたので、少し遠回りして銀座まで行き、マロニエゲートのエレベーター式駐車場にとめました。 食べ終わって、駐車場に戻るとエレベーターの中から「パァ〜ン・パァ〜ン・パァ〜ン」というセキュリティーホーンの音が聞こえます。 まさか、自分のじゃないよなと思いつつ、でもその音がだんだん大きくなっていってエレベーターの扉が開いて一気に音量マックス!! はい、私の60でした(^^;; 取説見たら、ちゃんとモーションセンサーまで付いるくせに、ドアロックすると自動的に全てのセキュリティーがオンになって、今時の車のように一時的にオフできるスイッチは付いていません。 セキュリティーを作動させたくない時には、ドアをロックしないでおくしかありません。 先日の地震の時にも、自宅の地下駐車場で鳴っていたようですが、出かけていて留守にしていたので、近所迷惑になっていたと思います。 そんなわけで、このクソ馬鹿装置は外してしまうことにしました。 セキュリティー外しの情報を公開するのはどうなの?という話しもありますが、米国のフォーラムを中心に数年前からネット上ではあちこちで既に公開されている情報です。 たとえば、こことか ここ それに、前にも書いたことがありますが、おそらくセキュリティーとして役立つより、100倍以上オーナーに迷惑をかけるケースのほうが多くなっていると思われるので、ボカシなど一切入れず全てオープンにすることにしました。 事前に調べた情報だと、助手席のキックパネルを外すと、この写真にあるような黒のセキュリティーモジュールがあることになっていました。 このモジュールの大小二つのカプラーを外すと、とりあえずホーンとフラッシュは作動しなくなります。 92年以前の 124、201 なら、これだけで全てのセキュリティー機能が解除されます。 でも、93年以降の車でこのカブラーを抜いてしまうと、その段階で別のセキュリティーが働いてスターターに電源が行かなくなります。 その場合は、メーター後ろにあるこの銀色をリレーを外して 30番と87番を直結してやれば、OKということでした。 で、私の60でも同じことをやろうとして助手席キックパネルを外してみると、色も形も当然品番も異なるモジュールが付いてるじゃありませんか! しかもカプラーは一つです。 W140などに使われているひとつ後の世代のモジュールです。 とりあえず、カブラー外してみました。 この状態でエンジン、普通にかかります。 大きく揺すっても、ドアロックして内側のドアノブで開けても、セキュリティーホーンは鳴りません。 が、これやってからエンジンかけようとするとスターターは回りません。 そこで、純正リモコンキーでドアロック解除するとエンジン回るようになります。 ということは、サイレンやフラッシュは解除になったけれど、セキュリティーそのものはまだ生きているということになります。 メーター後ろのリレー直結しなくてもリモコンでドアロック解除すればエンジンかかるわけだし、迷惑掛けないセキュリティーなら付いていたほうがいいかも。 ということで、カブラー外して念のために絶縁テープで保護したただけの状態で乗っていますが、今のところ何も問題はありません。 By OZW |