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デスビの湿気対策

 
主にM119エンジンのデスビ内で結露が発生して失火してしまうという現象。
私のまわりではそういう方はいませんし、SJで販売してきたデスキャップ、ローターでクレームとして何か言われたことが1件もなかったものですから、恥ずかしながらそういう問題があること自体を認識していませんでした。

海外のフォーラムなんかを「condensation distributor caps m119」とか「moisture in the distributor caps M119」といったワードでググってみますと、イギリスあたりで2011年頃から目立ち始め、2012年からは米国含め世界中で報告されるようになったのが分かります。

ローターカバーとそのシールを交換したら解決したとか、FORDのV8エンジン用のデスビカバーを被せたら大丈夫みたいな話もあるのですが、どうやら根本的な原因は、こちらに書いてあるように、純正も含めBOSCH製のデスビキャップの材質が変更になったことによるようです。

本当なのか確かめてみました。




左が5年くらい前に仕入れて3年ほど使用したBOSCH製ディスキャップ。
右が現在供給されているBOSCH製の新品です。
3年も使っているのに古いほうがピカピカしています。
以前のものはキャップの裏側全体がコーティングされていたのですが、現在のはされていません。
手で触っても、前のはツルツルしていますが、今のはザラついています。




ローターも同様に左が旧バージョン、右が現在のものです。
こちらも昔のバージョンのものの方だけにコーティングが施されていて、使い古したものの方が現行のものよりむしろ綺麗なくらいです。




こちらの比較は、奥が純正品、手前がBOSCH製です。
裏側も100%同じものでした。
つまり、現状では純正品取っても同じようにコーティング無しのものになります。

ということは、昔の在庫がどこかに残っていればそちらのほうがいいわけですが、あっても数に限りがありそうです。
探してみると、別メーカーでコーティング処理された旧バージョンのままのものがあるようです。

とりあえず、現物取寄せて比較してみることにしました。

続きは、こちらです


By OZW



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