事故修理の代車用に出されたフーガです。
レンタカーですが、3.5L ハイブリッドで最上級グレードの VIP、車両本体価格678万円という日産の中ではプレジデントに次ぐ高級車です。

電池を積んでいるせいか、トランク容量は意外に小さくて、ゴルフバック４つ積むときの説明書きがトランク内に貼ってあるくらいでした。

乗ってみたら、今どきの車みんなこうなんですが、ボンネットが全然見えなくて見切りが悪く、慣れるまでは感覚がつかみ難いです。

バイパスに出て踏んでみると、3.5Lエンジンにモーターアシストのトルクが加わり、ギア比も低いものですから、速い速い。
0-100km/h加速ならノーマル500Eといい勝負が出来そうな感じです。
ブレーキもタッチは別にして効きはまあまあです。

ただ、足回りが頼りなさすぎるんです。
上下に柔らかいのはこういう車なんですから、まだいいと思うのですが、横方向に剛性感がまるでないものですから、スピード出したら怖いですし、乗っていて気持ち悪いのです。

内装は立派です。
シートも最上級グレードだけあってやたら分厚いものですからちょっと窮屈なくらいです。
10畳の部屋に本来は30畳くらいの部屋に置くソファーを置いてしまって部屋が狭くなってしまった感じでしょうか。

フルオプションということで、いろんな(どうでもいい)機能が付いています。
エアコン入れると１時間毎に香りが変わるアロマ機能だそうです。
まあ、いいけど、その分もう少しブレーキとサスペンションにお金かけたほうがいいんじゃないかな、と思うのは私くらいなのかしらん・・・

By OZW