ストレーキと横風
速さは慣れるもので、私の60も初めて乗ったときには、とんでもなく速いクルマだと思ったのですが、だんだんそれが普通になってしまいます。 ときどきバージョンアップして、例えば排圧可変マフラーを付けたときなどは、これは凄いということになり、実際それまでと同じようにアクセルペダルを踏むと ASR警告ランプがやたら点くようになってしまい、実質1速発進は封印せざるを得ないくらい速くなったのですが、それも数週間で慣れてしまいます。 先週金曜日に新東名を走ったのですが、あれほど感動したストレーキの効果も、それが当たり前に感じてしまうんですね。 ところが、途中からまわりの車のペースが少し落ちてきて、何だろう?と思っていたら横風が強く吹いてきたせいだったのですが、ここであらためてストレーキの効果を感じることが出来ました。 普通にまっすぐ走ってしまうんです。 もちろん全く横風の影響を受けないわけではありませんが、かなり低減されています。 私だって横風が強いときには車が流されるのでペース落とすのですが、今回は電光掲示板の文字を見るまでは気づかないくらいでした。 「横風注意」の文字が並び、まわりの木立や吹き流しを見ると強い風が吹いていたのが分かったのですが、特に速度を落とさなくても平気で走れてしまいます。 ただ、こんなことを書くとストレーキに過大な期待を持ってしまうひとも出て来るかもしれませんが、あくまでこれは私の60での印象です。 自分で取り付けてみたけど、何も変わらなかったというクレームは受け付けませんですよ。 もっとも、本当に何も変わらないとしたら、ストレーキの形状とか取付け位置、取付け方法が悪かったか、根本的にその車の整備がなっていないか、のどちらかだとは思いますが。 By OZW |