サブフレームマウント
こちらは清須工場での作業となります。 4本のボルトを取るだけですから、普通はすんなりいくのですが、新車時から一度も交換になっていない車両だとボルトが錆び付き固着して結構苦労するときがあります。 今回も4本のうちの1本のボルトが腐食していたようで、途中で折れてしまいました。 ネジ穴に残ってしまったボルトの残骸を抜き取るのが大変です。 先ずは定石の方法。 残ったボルトにエキストラクターを挿入し、それを回してみるのですが、回る気配すらありません。 もう、こうなると地道にドリルでボルト中心部からネジ穴ギリギリのところまで削っていくしかありません。 半日かかりましたが、ネジ穴は傷つけることなく除去完了です。 旧車はこういうことが日常茶飯事なので、ディーラーなどではあまりやりたがらないのでしょうね。 せっかくサブフレームを外したのですから、こういう時にしか塗れない部分に防音防錆処理をしっかり施します。 サブフレームの上側も防錆処理をします。 サブフレームまで降ろすということは、オーナーさんはこの先まだまだ乗り続けるつもりなんだと思います。 だったら、普段手が入れられないこの部分、防音はともかく、少なくとも防錆処理は是非やっておきたいものです。 By もっくん |