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沖縄のカーディテイリング事情

 
ゴールデンウィーク間近ですが、沖縄の各地では海開きが行われ、それはすなわち梅雨入りも間近に迫っていることも意味します。

ところで先日、良く利用するフルサービスのガソリンスタンドでいつも通り給油を頼んだのですが、そこのスタッフがフューエルリッドを閉める際に指で押したらフューエルリッドが凹んでしまいました。
今時の車はいろんなところの鉄板が薄いので注意しないといけませんね。

小さなパーツですからいっそのこと交換をしようとディーラーに問い合わせたところ、部品そのものは 2,000円ほどだそうです。
が、素地のためボディ色に合わせて塗装をし、交換工賃を含めると40,000円以上もするとのこと!

いやいや、給油口のカバーを交換するのに40,000円以上はさすがに高過ぎでしょう。
傷も付いていないので塗装の必要もありませんし、そこだけ板金するほどでもないので、今回はデントリペアで直してもらうかと。

しかし、海に囲まれた沖縄では錆止めでコーティングなどは盛んですが、デントリペアはあまり普及していません。
なんとか信頼の置けそうなデントリペアの専門業者を一件探してあて、すぐに先方に事情を話し予約を取って駆け込みました。




ちょっと分かりづらいですが、赤い四角で囲んだ真ん中あたりに映っている2本のラインが外側に歪んでいるのが分かりますか?
そこが凹んでいる箇所です。




施工に使うツールや作業内容の詳細については、企業秘密ということでネットにアップすることの許可はいただけませんでしたので、遠目での撮影です。
20〜30分何やらごちょごちょやって、もう直ったじゃん、というところからまたかなり時間をかけて物凄く丁寧に仕上げてくれました。
結局トータルでは3時間ほどでした。




おかげで仕上がりは完璧です。先ほどの画像と比較すると映りこんでいるラインが綺麗に揃っています。
実際どの角度から見ても凹みは完全に無くなっていました。
技術もさることながら、施工者の性格というか気持ちの部分も仕上がりに大きな違いを生みそうです。
金額は部品交換した場合の1/4以下で済みました。

今回はたまたまデントリペアで対処できる条件が整っていたので修理できましたが、全ての凹みが修理できるわけでもないそうです。

・凹みの大きさはおおよそ5cm以内
・凹みに傷がないこと
・凹んでいるパネルの裏にツールが入ること

などが条件だそうです。


By 石川



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