W124 E320 シルバー その8
リアのマルチリンク 見た目、全くヘタっておらず、この状態で交換を勧めるところはディーラーも含めてまずないと思います。 でも、製造から20年以上、走行ゼロだとしてもゴムは劣化しますし、クルマは違いますが以前走行2万kmほどのテスタロッサで足回り関係の全てのブッシュを交換したときには、その走りの違いに凄くびっくりした経験があります。 このとき外したブッシュは見た目悪くなかっただけでなく、指で押したときの弾力も十分残っていたのに、それだけの違いがありました。 とはいえ、ここまで綺麗だとさすがに迷います。 ところが、サブフレームマウントをチェックすると、そろそろ限界に近付いており、こちらは今まさに交換時期です。 ここは、自重を支えているマウントなので、新車時から1kmも走らせず倉庫保管していたとしても、これと同じ程度まで潰れてくると思います。 いずれにせよ、サブフレームマウント交換となれば、マルチリンク一式交換しないわけにはいかないので、この段階で迷いが吹っ切れました。 サブフレーム降ろすのに、マフラー外して、先にデフマウントを交換しておきます。 ぱっと見はまだ下がってもいませんし、もちろん切れなどもありません。 それでも、近寄ってよく見ると、細かいヒビがあり、やはりそれなりの劣化は認められます。 考えてみれば、全く使っていなくても20年以上前のタイヤをそのまま使って大丈夫なわけはないのですから、新車の乗り味に戻すというのなら、全部交換するしかありません。 By OZW |