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W124 E60 インテークマニホールドの加工 その2


M119のインテークマニホールドは上下2段の分割式になっています。
この写真は下側。
補強のつもりだったのか、4本のマニホールドをX字で支える水掻きのようなものが前後にそれぞれあります。
この水掻きを削ってしまうわけですが、えちごやではこれを10年以上前からやっていて、マニホールドに歪が出たとかということは一切ありません。
ということは、補強というよりは鋳造のし易さで水掻きが付いてしまっているのかもしれません。
いずれにせよ、これでフロントからの空気の流れを完全にストップしてしまっているので、強度的な問題がない以上邪魔な存在でしかありません。




上側のインマニです。
ここにトンネルが通っていないのは、強度云々ではなくあきらかに鋳造上の手抜きでしょう。




スロットルアクチュエーター、特に下側の基盤部分を直接冷やせるのは大きいですね。




ノーマルだと、こんな感じです。
確かにこれだと熱がこもって壊れてしまうのも首肯けますが、定期交換部品だと納得するには高額過ぎます。




トンネル開通後の上側インマニからはスロットルアクチュエーターの上のほうとエアマス全体が見えます。
一般にエアマス故障は汚れが原因であることが多いのですが、M119に関しては熱によるセンサー破壊も多いのではないでしょうか。



By OZW





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