W124 E500 整備 その3
アイドル不調はあっけなく解決した500ですが、他の問題が見つかりました。 そんなに走っていないはずなのに、タイロッド、ドラッグリンクがガタガタです。 ブーツも破れてグリスが飛び出してしまっています。 アッパーマウントにも大きなビビが入ってしまっています。 社外のサスキットをそのままインストールしてしまったため、車高が許容範囲以上に下がってしまい底付きしてしまっていたのが原因だと思われます。 実際乗ってみると、500オリジナルからすると、フロントはほとんど壊れているレベル、リアはまだマシですが、500本来の乗り味とは程遠いものになってしまっています。 このクルマに装着されていたサスキットもそうですが、少なくとも124に関しては有名メーカーのサスキットってどれもメーカー自身、実車テストしていないんじゃないでしょうか。 随分前ですが、ドイツで某超有名ショックのメーカーのひとに会って、適合表って全部現車確認してるか聞いたら、資料でボルト径と全長合ってれば適合車種に入れているって白状してましたから、他のメーカーもきっとそうだと思います。 有名メーカーの適合表に載ってるというのは単に物理的に装着可能というだけで、性能を発揮できているかは分からない、というか発揮できるわけがないと考えたほうがいいのかもしれません。 オーナー様もそれは感じておられたようで、一旦ストック状態に戻していくことになりました。 By OZW |