リプロダクトとコピー商品
190EのEvo1・Evo2 のフェンダーに付いているエンブレムです。 今でもときどきお問合せを頂くのですが、さすがにもう欠品の表示です。 ただ、驚くべきことに欠品であって生産終了にはなっていないのです。 つまり、最新のパーツリストにも値段は載っています。 1個 \13,800 (税別) もしかすると、100個くらいまとめて注文入れれば再生産してくれるかもしれませんが、そんな需要があるとは思えません。 こちらは、香港製のレプリカです。 去年の夏ごろ当社に売り込みがあったものです。 シールを剥がして貼り付けるタイプです。 純正も同じじゃなかったかな。 それなりにこだわって作ったようで、左右セット、180ドルくらいだったと思います。 送料とか諸々考えると純正の値段とあまり変わりません。 100セット単位で注文くれればもっと安くなるそうですが、18ドルでも100台分売り切る自信はないかなあ・・・。 先週末にモータージャーナリストの山口さんとお話しした中にも出てきたのですが、クルマの部品は、メーカーが作ってくれなければ、他の誰かがリプロダクトせざるを得ません。 それが例えばウインカーレンズとかだったら、メーカーも含め誰も文句は言わないと思います。 割れちゃったら乗れなくなってしまいますから。 でも、こういうエンブレムだとどうなのでしょう? 仮に生産終了になったとしても、デザインの著作権は残るはずですし、権利者の許諾を得ないで売ったら違法な「コピー商品」ということになりそうです。 バンパーは? 普通のバンパーなら社外品でも大丈夫ぽいけど、AMGとかALPINAとかだと問題ありそうです。 生産終了品ならいいの? 社外品、リプロダクト、コピー 今後、線引きが難しくなってきそうです。 By OZW |