エアコン修理
W124 300E 24V のエアコン修理です。 1〜2年かけてゆっくりガスが漏れていったようで、こういうのはリーク箇所の特定にちょっと苦労します。 トレーサーを添加してからガスを補充すると、とりあえず冷たい風は出てきました。 ただ、内外気の切り替えフラップが動きませんので、エレメントはパンクしているようです。 しばらくしてから、UVライトを照射すると、低圧ホースのカシメ部分から漏れているのははっきり分かりました。 エバポもかなり怪しい感じです。 スローリークなので、上手くすれば今回のガス補充だけで今シーズンは持つかもしれませんが、オーナーさんとしてはこの際全部しっかり修理したいとのこと。 調べると、300E-24Vのディーラー車の低圧ホースが生産終了になっているではありませんか。 これはいつも頼むラジエター屋さんで4-5日で作ってもらえますし、値段的にも純正より安いくらいですから、問題ありません。 ただ、エバポは純正を普通に取り寄せるととてもお高いので、本国ルートで取寄せることにして、ついでにあれやこれやとご要望もありましたので、本格修理は部品が全部揃ってからということになりました。 300E 24V も随分と台数が減ってしまい、今では希少車種となってしまいました。 希少車を所有する喜びもありますが、希少車ゆえに苦労することもありますね。 By OZW |