パワステポンプ その1
W124のレベ無し車両用のパワステポンプです。 プレートにある「Zahnradfabrik Friedrichshafen AG.」は、ATや各種ギアボックスの製造メーカーとして有名なZF社の正式名称です。 OHというとたいていはシール交換してお終いなのですが、ここでは分解して中のパーツをピカピカに磨いてから組み直すのがスタンダードです。 ところで、6気筒のW201のパワステポンプと、このW124用のポンプとの違いって、プレッシャーバルブの圧力設定が違っているだけ、ということを知ってました? 201用のほうが少し低いわけで、その分190のほうがハンドルが少し重かったりするわけです。 ということは、201のハンドルを少し軽くしたければ124用を移植すればいいわけですし、逆に124のハンドルを少し重くしたければ、201用を付ければOKということです。 もちろん、どちらもポン付けです。 同じパワステポンプですが、VICHERS製です。 初期の124に付いていました。 ブレートがZF製のものはアルミですが、VICHERS製のは銅でした。 耐久性はVICHERS製の上ですが、重量はZF製のほうが手で持って明らかに分かるほど軽いです。 By OZW |