次期Ｅクラス(W212)カブリオレが発売延期になりました。
当初、今年９月のフランクフルトモーターショーでお披露目される予定だったのですが、来年３月のジュネーブモーターショーまで延ばすことを決定しました。

写真を見て分かるように、バリオルーフではなく結局従来のソフトトップ仕様が採用されたＥクラスカブリオレですが、今回の延期は開発スケジュールの遅れということではなく、販売戦略としての延期のようです。

確かに今の世界的なリセッションの中で、趣味性の高いカブリオレを売るのは難しいでしょう。
特にオープンカーの最大のマーケットであるアメリカがこの状況では、今造っても在庫を抱えるだけというのは明らかですから経営判断としては正しい決定だったのかもしれません。

一方売れ筋のワゴンは予定通り来年の発売になるそうで、その後にカブリオレ、続いてV6 BlueTEC Hybrid などを矢継ぎ早に販売していく予定です。

来年以降世界経済が回復していれば、カブリオレはある程度売れると思いますが、Hybridはどうなんでしょうね？
値段にもよるのでしょうが、私は売れないと見ていますが、これはまた別の機会にでも。

by OZW