新宿2丁目
夕べ某雑誌の編集長に誘われて生まれて初めて新宿2丁目に行ってきました。 新宿2丁目といえばゲイバーやオカマバーなどその手のお店が400軒も連なる世界屈指の同性愛歓楽街です。 ちなみに上の写真の「九州男」は、あのイギリスのロックグループ Queen のボーカリスト フレディーマーキュリーも来日のたびに訪れたという有名店だそうです。 我々が行ったのはこういうゲイバーではなくて、いわゆるニューハーフのお店。 といってもマスコミでよく紹介されているような華やかなショーパブではなく、こじんまりとしたニューハーフスナックでしたからお値段もとってもリーゾナブルでした。 この道20年というこの店のママによると、歌舞伎町あたりと違って、二丁目は元々男性で構成されている為に暴力団の介入が極めて少ないそうです。 それに、同性愛者も、ゲイ、おかま、ニューハーフ、レズ、その中でもまたいろいろジャンルが分かれており、普段はお互いに友好的ではないそうですが、質の悪い客が悪さをするや連絡網で一帯に伝わり協力体制を敷いて皆で駆逐する侠気の伝統があって、割と安心して飲めるところが多いんだとか。 もっとも最近は、同性愛者に対する世間一般の理解も進んでこの街に流れてくるひとたちが減ってきている上、お店もお客も低年齢化してきたこともあって、昔ほどこの街を守ろうという意識は薄らいできてはいるようですが。 そんなこともあってか、ニューハーフの人の数は増えているはずなのに、10年前には30軒近くあったニューハーフ系のお店は今では3分の1以下になってしまったそうです。 戸籍上の性別も変えて普通のOLとして働いているひとが増えているみたいですね。 みなさんのまわりにも気づかないだけでいるかもしれませんよ。 いやあ、それにして下ネタでここまで盛り上がったのは中学生以来かも。 久しぶりに大笑いできて楽しい夜でした。 皆さんも話の種に一度くらい行ってみてはいかがですか。 by OZW |