モントークの豪邸はいかが?
今アメリカでは中古物件の不動産取引が活況を呈しているそうです。 サブプライムローンで差押えられた低価格物件だけでなく、今まで一般にはあまり売りに出て来なかった高級物件までかなり動いているようです。 ドルが崩壊するとかカリフォルニア州がデフォルトするだの言われていますが、一番傷が浅いはずの日本とは対照的に米国内に深刻な不況「感」は漂ってはいません。 先日叔父の7回忌で帰国したNYの不動産デベロッパー会社に勤務する従兄弟とそんな話をしていたところに、日本国内の不動産と勘違いした私の父が何を血迷ったのか別荘用のお買い得物件があったら教えてくれと言いはじめました。 父親と同様少し酩酊状態だった従兄弟も何か大きく勘違いしているようで、昨日「お薦めの物件が出たけどどう?」と送られてきたのが、これです。 お薦めも何も日本じゃないし、値段も二桁違うでしょうに。 まあ、でもせっかくなので物件の紹介だけしておきましょうか。 ニューヨークから東にまっすぐ伸びる Long Islandの東端 Montaukの海沿いに立つ邸宅です。 4 acresちょっとといいますから 5000坪の敷地に 250平米の母屋と86平米のゲストハウス、室内プールにジム、300インチスクリーンの映画鑑賞室、プライベートビーチも付いてお値段 $3,500,000!! 今日のレートでおよそ33億円・・・(桁間違えてました。3億3千万円ですね)。 値段交渉可だそうです。 いかがですか? でも、東京千代田区とほぼ同じ面積といわれるマイケル・ジャクソンのネバーランドが30億円での購入だったそうで、それを考えるとこれがお買い得物件というのは納得がいきません。 この不動産価格と、バカみたいに刷りまくっているドルの価値を冷静に考えると、本当は1ドル30円くらいが妥当なんじゃないかと思えてきます。 実は金融危機ではじけたといわれる米国バブルが本当にはじけていくのはこれからなんじゃないかと心配になってくる物件情報でした。 by OZW |