フューエルポンプ
このポンプは、主にW124【Eクラス】の直6/V8エンジンに使用されています。 (後期モデルの最後の方では別品番のシングルポンプとなりますが。) ポンプが故障して動かなくなると、それは車が動かなくなることを意味します。 フューエルポンプも消耗品ですから、定期的な交換はもちろん、異音(今までしていなかった「ジー」という音等)がしだしたら、要注意ですよ。 ほとんどの車種で2基掛けで使用されていますが、W210【Eクラス】初期の4気筒モデルの一部(WDB210037等)では、シングルポンプとして使われていたりもします。 W124では、金属の配管で、銅製のシールリング等を使用してつなぎますが、W210で使用する場合は、ポンプとフューエルフィルターはゴム製のホースをクランプ止めでつなぎます!? ところが、BOSCH製の形状を見ますとクランプでつながるようにはとても見えません。 W210の場合は、何か付属品を使用するのかと思い、調べてみると・・・ まず驚いたことに、純正品だとバンジョウユニオンが付いているではありませんか! W124に純正品を取り付ける場合は、このバンジョウユニオンを外して取り付けするようです。 確かにEPCでは、一度品番変更していまして、W210等でも使用できるように品番を統合したと思われます。 しかし、このバンジョウユニオン単体の価格を調べてみると、純正定価¥8,650円!! 高すぎます! W124では、このバンジョウユニオン使わないので、とてももったいない気がします。 おそらくBOSCHでは、その分を省いて少しでもコストを落とし、またW210等では、バンジョウユニオンは、再使用して装着するように考えたんだと思います。 シールリングは出来るだけ新品を使用したほうが良いと思いますが、バンジョウユニオンはゴム製品等と比べるとよほど悪く(劣化等)ならないような気はしますので、それはありでしょう。 取り付け部が折れてしまえば話は別ですが・・・。 もともと純正品のフューエルポンプは高価ですからね〜。 せめてバンジョウユニオンの分は、別売りにしてその分定価を下げてくれたらいいと思いませんか。 by もっくん |