大丈夫かVOLVO
2005年の東京モーターショーでデビューしたVOLVO C70カブリオレも来年モデルチェンジされるようで、その詳細が発表されました。 グリルとヘッドライトをよりアグレッシブに。 (まあ確かに) テールライトは今時のLEDにしてみました。 (なるほど) エンジンは、2.4Lモデルが 140馬力 (同じエンジンですから出力も変わらないよね)、ターボモデルのT-5は、240馬力(加給圧ちょっといじって10馬力アップ?)。 リトラクタブル式ハードトップの開閉はおよそ30秒 (今時ちょっと遅いくらい? 旧型と一緒じゃん) 安全面では、ドアに内蔵されたIC/インフレータブルカーテン(頭部側面衝撃吸収エアバッグ)が、万一の際カーテンが上向きに展開し、フロントシートの乗員を保護します。(これはいいけど、旧モデルにも付いてたよね) サイドエアバック、シートベルトのプリテンショナー、横転時に飛び出るロールバー(全部前からある装備だよね) ということで、開発するお金がなかったのかフロントマスクが少し変わっただけで他は何一つ変わらない新型ということのようです。 フォードグループに吸収されて以来、どんどんクオリティーが下がっていったVOLVOもここまで追い込まれてしまったんですね。 ここ数年販売台数が激減してしまったのも自業自得といえばそうなんですが、もともと『絶対的な安全性』という言葉の代名詞として成長してきたのがVOLVOという車だったはず。 創業の精神を取り戻してなんとか立ち直って欲しいと思っているのは私だけではないでょう。 By Muko |