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W124 260E 整備歴その12


「ヘッドライトシール交換 」

車を駐車して歩き出すと・・・。なにやらヘッドライトに一直線の筋があるではありませんか! よく見ると筋だけではなく水滴も沢山ついています!!
そうですヘッドライト内側に水滴&水が溜まっていたのです!
これはいけません。W124定番のトラブル箇所です。





とりあえずヘッドライトシール(写真⑧)購入し、取り替えてみることに。

まず、ボンネットを開ける(当たりまえ過ぎますね。)ヘッドライトシールの交換は、ヘッドライトを外した方が作業がしやすと思われます。

まずはウインカーを外す。ウインカーは裏側につまみ部分(大き目のつめ)があるので、それを押しながら前に押せば外れます。

ヘッドライトロアパネルを外す。
写真①②のスクリューを外すと、パネルが外れます。

正しい順番は分かりませんが写真③④⑤のヘッドライトインサート、スクリューを外す。
ヘッドライトはこの4箇所で固定されています。
写真⑤のスクリューがちょっと手ごわいです。
インテークホースの先端部、エアスコープを外せば作業がしやすいです。写真⑤→⑥
私の車は260EでM103エンジンですので、ここにエアスコープがありますが、V8エンジン搭載車や、M104エンジン搭載車ですと若干形状が異なります。
右のヘッドライトの場合は、写真⑤部分のスクリューは、緩めるのが精一杯でスクリューを抜くことは出来ませんでした。
完全に緩めれば抜かなくてもヘッドライトは外せますが、締めるには一苦労です。

後は、ヘッドライトについている配線のコネクターを抜いて、ライト調整用のバキュームホースを抜けば、ヘッドライトが外れます。

ヘッドライトレンズは、4箇所のつめで固定されています。写真⑦(撮影のため元の位置にあるヘッドライトですが完全に外れた状態です。)
このつめを折ってしまうとアセンブリー交換となるので、細心の注意を払いながら作業しましょう。

レンズが外れたら、あとはシールを交換すれば完了!
ヘッドライトの中に溜まった水をふき取り、少しの間乾燥させて、ついでに、メッキ部等を清掃! メッキ部は拭きすぎるとメッキが剥げてくるので拭きすぎには注意が必要です。

ヘッドライトの中は水びたしの状態でレンズのシール部からこれだけの水が入ってくるのかはかなり疑問ですが、シール交換をして様子をみることに。
水の浸入が治まれば良いのですが。

by もっくん


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