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小さな島のIT化


何だか最近、普天間基地の移設問題で政治が揺れ動いていますね。
地元の県民も賛否分かれています。

嘉手納基地に普天間飛行場を統合するとなると、嘉手納町民は今以上の騒音に悩まされることになります。
それに、そもそも嘉手納基地は空軍ですので、海兵隊の基地である普天間基地の機能を同時運用することに問題があります。

また沖縄県には独特の不動産事情があります。
問題となっている基地=軍用地は、沖縄の経済を潤している収入物件という一面もあるのです。
国土面積のわずか0.6%にすぎない沖縄県に、在日米軍施設面積の約75%にも及ぶ広大な面積の米駐留軍基地が存在しています。
米駐留軍基地は県土面積の約11%、沖縄本島においては約19%を占めています。
現在ではこの代償として、国が地主さんに対して年間約900億円もの借地料を支払っています。

ですから仮に今ある普天間基地がすべて返還された場合、地主にとっても沖縄にとっても大打撃となるでしょう。
また普天間基地のある場所は、中部の住宅街のど真ん中にあるので、返還されたからといって騒音は無くなるでしょうが、そのぽっかり空いた土地を有効活用できるのかが疑問です。

軍用地が絡む基地問題は、沖縄の経済を支えている一面もあって、とても複雑な問題なので、政権が移っても簡単に解決できる問題ではないと思います。

あ、前フリに力を入れすぎて、「小さな島のIT化」について書くことを忘れてしまいました^^;
この話はまた次回に。

By 石川


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