フオリ・セリエ
フェラーリには「フオリ・セリエ」というのがあります。 英語で言うとワンオフ、要するに一点ものとか小数生産ってことですね。 575GTZ(末尾のZはザガートのZ) こちらは 2006年、日本のフェラーリコレクター、ガレーヂ伊太利屋創業社長の林良至氏の注文で1台だけ作られたモデルで、575GTBをベースに1956年の名車フェラーリ250GTZベルリネッタをイメージして作られました。 そして、久々にこのザガートが設立90周年記念モデルとしてフェラーリとのコラボで造ったのがこれ。 フェラーリ自身が世界中から最高程度の550バルケッタを5台収集、それを文字通りバラバラにして一から組上げるという徹底したレストア作業の後、ザカードに渡され仕上げられた正にフオリ・セリエです。 お値段 110万ユーロ超(今日のレートで1億4千万円以上!!)ということですが、フェラーリがこういったコラボレーションはこれが最後になるとアナウンスしていることもあって、将来はプレミアが付いてこれ以上の価格で取引されるのは必至と言われています。 減価償却されないことが約束された車。 無理してでも買って損はなしということですね。 |