W124 260E 整備歴その13
「ディーゼル用アンダーカバー 」 これからの時期はあまり気にしなくても良くなってきますが、W124は熱に弱いところがあります。 260Eも手元に来たときは、まだ春(5月ごろ)なのに、水温計は、しょっちゅう120℃を差してしまう車でした。 その後いろいろと部品を交換し、ヘッドのオーバーホールもしたので、水温も安定するようになりました。 そんな折、お客様のご注文で、W124ディーゼル用のアンダーカバーを取寄せたスタッフがいました。 見ると、ディーゼル用のアンダーカバーには、ダクトが設けられています。 位置的にラジエーターのすぐ後にダクトがあるようでしたので、これは、エンジンルーム内の熱気やラジエーターから入る空気を効率よく排出できるのでは、と思い、まず装着可能か調べてみることに。 EPCで調べる限り、ボルトオンで装着できそうでしたし、260Eの通常のアンダーカバーより、造りが細かいし(スポンジ状の物が内側貼ってあったり等)ちょっと気に入ってしまったので自分でも購入してみることに。 しかしよく考えてみてば、造りが細かい、ディーゼル用ということで供給量は少ない、とくれば安いはずもなく、案の定定価は¥7万5千程(税込み)。国内には在庫無し。 悩んだ挙句、本国から取り寄せることにしました。(購入価格¥5万円台だったと記憶しています。) 装着は、思ったとおりボルトオン! ラジエーターのすぐ後にダクトが来ていました。 ちょうど装着した時期は、7月ごろでしたが、まず感じたことは、停車時に、フロントタイヤ横の辺りから、温風が出てくるようになったことです。 かなり抜けているな!っといった印象でした。 このアンダーカバー装着前にも色々な整備をしたので、夏でも走行中は、水温は安定していましたが、特に高速走行後停車した際には、水温は上昇する傾向がありました。 しかし、ディーゼル用のアンダーカバー装着後は、その傾向が抑えられたように思います。 劇的に向上したわけではありませんが、こういった少しずつの積み重ねが、車を良い状態で乗っていけると信じ、奮闘しています。 By もっくん |