Volvoが S80, V70, XC60用に新たに開発した２リッター４気筒エンジンを発表しまし。
GTDi (Gasoline Turbocharged Direct Injection) というターボチャージャーとダイレクトイグニッションに可変ツインバルブを組み合わせたシステムで、高出力と低燃費、低公害を両立させたものです。

このエンジンの一番のご自慢は、自身世界初で世界最高と豪語するエキマニ一体型のターボチャージャーです。
鋼板で構成することによって、薄くコンパクトに出来るほか、内部に断熱材を挟み込むことで今までにない高温状態の混合気を流し込んでもデトネーションが抑えられ、より効率的な燃焼が可能になりました。

これらより、203馬力、320 Nm。
大型のS80 でも、リッター 12Kmは走るそうです。

中国の吉利汽車に売り渡されてしまったVOLVOですが、吉利汽車の親会社、浙江吉利控股集団は、VOLVOの現行の体制を基本的に維持する方針だと伝えられています。
願わくば、一時期地に落ちたVOLVOの開発部門がここ最近ようやく復活してきたこの流れを止めないでもらいたいですね。

by OZW