ガヤルドe-ギア
今日2時間ほどですが、ガヤルドを借りて乗る機会がありました。 最近の車はノーマルのままでもとにかく速いですね。 しかも楽ちん。 と思ったのは最初だけで、渋滞にはまってしまった途端、この車欲しくなくなりました。 このガヤルドはe-ギアというセミATです。 シフトアップ・ダウンはパドルシフトで行います。 基本的には手動ですね。 それでも重いクラッチがないだけ渋滞も気にならないと思っていたのですが、何気にアクセルを踏み込むとクラッチがミートした瞬間、ドガン!と結構前に飛び出してしまいます。 ゆっくり走り出すのが意外に大変なんです。 もちろん完全ATモードもあります。 写真の円形プレートのAのボタンが切り替えスイッチです。 しかし、実のところ、このオートマはあまり使い物になりません。 まず、常にATモードにしてると、壊れやすいってディーラーのサービスマンから聞かされたそうです。 じゃあ渋滞にはまったときだけでもと思うかもしれませんが、ATモードにしても発進時にはやはり結構な勢いで前に飛び出します。 その上、坂道発進ではATモードでもクリーピングがないのでブレーキペダルを離した途端、車が下がっていってしまいます。 慌ててアクセルペダルを踏むと一気に加速し始めるし、かといって、ゆっくりつなぐと今度はノッキングしてエンストしそうです。 つまり、発進時にはATモードの意味は全くありません。 ちょっと慣れてきて何とかうまくつながってゆっくりスタート出来たと思ったらクラッチの焦げる臭いがしてくるし、クラッチも神経もかなりすり減った感じで疲れてしまいました。 フェラーリのF1マチックも同じような感じですが、この手の車は設計時に渋滞路を走ることを想定していないのかもしれませんね。 By OZW |