たぬき
今日叔父が遊びに来たときに縁起物として狸の置物を置いていきました。 正直要らないんですけど(^^;、縁起物といわれると捨てるに捨てられず処分にも困ってしまいます。 狸は徳利と大福帳を持っていますが、徳利は「徳を利する」→「徳を得る」とか 大福帳はお得意先を信用して、商品を先渡しした際の覚書ですから、人を信用するという気持ちを表し、 笠は「災難除け」の意味でかぶっているそうです。 ほかにも狸の大きく開いた目は、世の中の動きをしっかり見、大きいお腹は、その人の心の豊かさを表し、 地につく大きな尻尾は、地に足をつけて、堅実に仕事をしなさい、という意味があるようですが、ちょっと無茶過ぎるコジツケだと思うわけです。 そもそもが「たぬき」->「他を抜く」->「一番になる」というほとんど親爺ギャグみたいなものから始まってるわけですから、無茶は承知の上なのかもしれませんが・・・ 日本にはこういうの多いですよね。 お祝い事の鯛にしても「めでたい」のダジャレみたいなものですし、受験でトンカツなんて冗談以外のなにものでもないでしょうに、真剣に作っているお母さん方も多いようです。 とりあえず押入れの奥かな。 By OZW |