空飛ぶ車
一台の空飛ぶ車が今注目されています。 SFものやスパイ映画ではよく登場するいざとなったら羽が出てきて飛べる車。 渋滞の中でこの車飛べたらなあなんて空想したことは誰にでもあるのではないでしょうか。 でも、今の科学技術をもってすればそんなに難しいことではないはず。 事実、この手の乗り物は何十年も前から実際に造られていろいろ紹介されてきました。 この「Terrafugia Transition」という空陸両用車も2年以上前に実用レベルになっていました。 それが今回あらためて脚光を浴びているのは、自動車としての認可と FAA(連邦航空局)の軽飛行機としての登録が認められたからなんですね。 つまり、今までの空陸両用車は私有地の中でしか使えない言ってみれば玩具だったのに対して、これはナンバー付けて公道を走ることも出来るし、堂々と空も飛べるって訳です。 しかも、米国では軽飛行機の分類なので、20時間のフライト教習だけでとっても簡単に免許も取れちゃうというその気になれば誰でも乗れる乗り物ということになります。 お値段は、$194,000 (今日のレートで約1700万円)、430フェラーリより安いとくれば結構売れるかもしれません。 ただ、残念ながら日本では軽飛行機といってもセスナなんかと同じ扱いになるので免許取得に100時間くらいのフライトと400万円くらいの費用がかかるみたいですね。 By OZW |