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人材


先日、帝国ホテルで中央区の経営者のちょっとした集まりがあったので行ってきました。

帝国ホテルの前は時々通るのですが、中に入るのは数十年ぶりです。
以前がどうだったのかなんて全く覚えてないのですが、ランチ時だったせいか完全にオバサマ集団に占拠されていて、少なくとも昔はこんなに安っぽい雰囲気はなかったように思うんですけど、まあこれも時代の流れなんでしょうね。

会合は大人数ではなかったのでテーブルを囲む感じで世間話的に進行したのですが、今回の話題の中心は外国人の雇用でした。
ちょっと驚いたのですが、すでに多くの中小企業が幹部候補生として外国人を積極的に正社員採用しているんですね。
それも賃金が安くて済むからじゃなくて、日本人より優秀な人材が採れるという理由からなんですって。

ある機械メンテナンス企業の社長さんなんて、
「たとえばインド、中国、フィリピンなど、その国のトップレベルの大学や大学院を卒業したエリートが、凄いやる気をもってうちみたいな小さな会社にでも来てくれるから、もう日本人なんて雇う気が全くしない」
なんて言ってましたから、日本の新卒者にとっては厳しい時代ですね。

別のIT系企業のひとは、
「今年採用した台湾人などは、プログラミングの知識などは最初から実践レベルなのは当然だけれど、それ以外に日本に来るまでの数ヶ月間で日本語の日常会話程度は出来るように準備してきくるし、日本に来てからの半年くらいの間に毎日夜中まで勉強して、日本語で営業が出来るくらいまで上達するしで、もうやる気も能力もレベルが日本の若者とは段違いだ。」
と絶賛してました。

顧客を直接相手にしない技術系の仕事などは、なんとか日本語が通じるなら、あるいはこちら側が英語でOKなら、日本人である必要性なんてもう既にまったくなくなってしまっているのかもしれません。

でも、いくら優秀でも顧客情報を預けちゃうのはマズイんじゃいないかなあ。
信用して全部任せていたら突然居なくなって、気づいたら技術から顧客リストまで全部持っていかれてたなんて話も耳にしますし。
まあ日本人でも裏切るときは裏切るわけだし、国籍は関係ないのかもしれませんが・・・


By OZW



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