コピーパーツ
いつも乗っている原付バイクの純正リアブレーキホースが硬化してきてそろそろ限界だなと思い、ガレージにストックしてある部品をあさっていました。 ストック箱の奥のほうに随分前にオークションで手に入れたアールズ製らしきステンメッシュホースが出てきました。 キャリパーが目当てで落札して、おまけでついて来た物でしたから、使用せずとっておいたのです。 完全に存在を忘れていた物でした。 ラッキーこれが使えるじゃんと、車体にあてがってみると15cmほど長い物でした。 メッシュホースはカットしてエンドのフィッティングをかしめれば自分で好みのサイズを作れます。 非常に硬いステンワイヤーで編みこんでありますので、サンダーとかで切断します。 早速カットしようと思い、サンダーのカッターを当てると、拍子抜けするほどの一瞬で切れてしまいました。 やわらかすぎです。 例えるならTVのアンテナ同軸ケーブル。 あのケーブルぐらいの感じです。 ちょっと大き目のはさみなら切断できてしまいます。 ワイヤー内のフルードがとおる樹脂パイプもカッターでサクサク切れます(笑 もちろんグッドリッジやアールズなどの本物は、かなり劣化していたとしてもそんなことは絶対にありえません。 各部が非常に硬く頑丈です。 最初触ったときになんか違和感を感じてましたが、切ってみたらすぐコピーパーツとわかりました。 コピーパーツは外見だけだと結構精巧に作られていて形をまねるという意味ではなかなかの技術ですが、肝心の中身や性能は使う人のことなんかこれっぽっちも考えられて作られてませんね。 最重要パーツにはこのようなものは使用できません。 即、ゴミ箱行きとなりました。 By 藤堂 |