Jaguar E-Typeが最初にお披露目されたのは、今からちょうど５０年前のジュネーブモーターショーでした。
今年が５０周年なんですね。

大学生の頃、私が最初に車を買おうと思って当時浦安辺りに集まっていた中古車屋を見て回っていたときに一台展示してあったのを鮮明に覚えています。
初めて目にした E-Type は、あまり程度はよくはありませんでしたが、にもかかわらずそれは美しく、何だか分からいけれど欲しいと思いました。
確か値段は９９万円。
もちろん予算オーバーでしたが、ローン組めばなんとかなる額だったので、「試乗できますか？」とお店のひとに言うと、
「君じゃあこの車は手におえないから止めておきな」と売ってもらえませんでした。
結局初めての車は３０万円くらいの５１０ブルーバードになったのですが、この時無理してでも手に入れていたら人生変わっていたかも知れません。

ドツボにハマって車関係の仕事に就くことはなかったか、はたまた逆にハマってイギリス車にかかわる何かを始めていたか。
いずれにしても、この時代の車は人の人生を左右するほどの影響力を持っていたように思います。

By OZW