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260E A/Tオーバーホール奮闘記-16


もうひといき!って感じになってきました。
シフトロッドから繋がってくるリンケージを装着。



各バルブ等を忘れないように元あった場所にもどします。
一番右の赤丸は、キックダウン用のワイヤーケーブルです。



そして今度は、リアケースの内部を組みます。
リンケージの先端にローラーを取り付けてガイドで固定します。黄ばんだ感じのプラスチック部です。
その右側に見えるのが、パーキングインターロックレバーです。
手で入れているのはヘリカルギヤ(白のプラスチック部品)。



で、パーキングインターロックレバーにスプリングを付けて、パーキングインターロックギヤ、ドライブギヤ(プラスチック、スピードメーターへのケーブルが付く所)を取り付けます。
これで出来上がりー! 



と思ったら、ここは、専用ジグを使って、規定トルクで締め付けを行わなければいけないそうです。
専用ジグは、円形の金属製のものです。
最上部にプロペラシャフトが付くフランジをはめて、そのフランジナット部を130ニュートンで締め付けます。
あらかじめパーキング状態してあるのですが、本体を固定していないので、体全体でA/T本体を押さえつつ、トルクを掛けるのですが、ナットが浅いタイプなので、トルクレンチの締め付けは、かなり厄介でした。
(2人で作業しましたが、2人とも腰が悪くそれが理由の一つでもあります。<笑い)

カバーを取り付けなければいけませんので、規定トルクで締め付けたあとフランジとジグは外します。
ヘリカルギヤから一連の部品を定位置へ落ち着かせる意味合いがあるようです。



By もっくん



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