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260E A/Tオーバーホール奮闘記-19


バルブボディーの洗浄も無事終了?(部品は一つも余っていないし、元通り組み込めたはずですが・・・)、A/T本体に、バルブボディーを装着します。
ボルト15本で留めます。(写真は、中央部の2本を仮留めしている状態です。)
一番左の列だけボルトの種類が違います。
微妙な位置加減があるようで、ここは、皆口氏にセットして頂き、セット後中央部から規定トルクで締めていきました。

新品のA/Tフィルターを装着し、ガスケット、A/Tオイルパンを装着。
A/Tオイルパンのボルトは、規定トルク(8Nm)で締めましょう。締めすぎは、オイル漏れの原因となります。
正直「えっ! こんな緩くていいの?」って感じの締め付けトルクです。



やりました! ついにA/Tオーバーホール完成です!!

「おいおい、A/Tを車に載せて、問題なく走行できて完成だろう!」

皆口氏の鋭い指摘! 

そうでした、まだ終わりではありません・・・ 
A/Tを元通りに搭載しなくてはなりません。
しかしながら、降ろすときより、組み込む時の方が楽なような気がします。
まずA/T本体がきれいですので、それほど汚れる心配が無いことと、降ろした時の逆の手順でやればいいので、見通しがたちます。
速攻で組んでやるぜ!
皆口氏には、お礼もそこそこで早速SJにA/Tを持ち帰りました。

翌日、休み返上で、屋上駐車場で、早速作業です。
A/Tを載せる前に、部品と各部の確認。
と、目に付いてしまいました! 
リアクランクシールからのオイル漏れ・・・。
ここは、A/Tかエンジンを降ろした時ぐらいしか交換できない所です。
悩んだあげく、SJにはリアクランクシールの在庫があるので、交換することに。



フライホールを固定するSST(以前ブログで紹介した、写真2のSST)を使用して、12mmの12角でフライホイールのボルトを外します。結構なトルクで締まっていましたが、一旦緩むとあとは楽に抜けてきます。
フライホイールを外した後は、あまりに汚れていたので、パーツクリーナーで大まかに汚れを落としておいてから、クランクシールが付いているアルミ製のカバーを外しました。
ボルトは表に6本と、下からも2本あります。ボルトさえ外せばカバー自体は、簡単に外れます。
しかしシールが・・・。
外すのと組み込むのにはかなり苦労しましたが、カバーもピカピカにして、エンジン本体部とカバーの接地面もきれいに磨いて、市販の液体パッキンを薄〜く塗って装着!
これで漏れも治まるし、何よりきれいになったのでとても気持ちが良いです。

少し寄り道しましたが、いざドッキングへ!


By もっくん



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