リミターカット
国産車のスピードリミットはメーカーの自主規制で180Km/hということになっています。 現行GT−RなどはGPSを利用してサーキット上ではこれが自動的にカットされますが、それ以外の場所では180Kmなんですね。 でも、何だか中途半端な数字だと思いませんか。 リミターを付けるなら120Kmくらいにすればいいのに、180Kmにする根拠が分かりません。 ドイツ車の最高速制限は、各メーカーの紳士協定でここ最近は250Km/hになっています。 こちらは、いくら速度無制限のアウトバーンでも普通のおばちゃんが300Km/h以上で走るのは危ないから、というのが理由のようです。 だとすると、それなりのドライビングスキルのある人なら制限する理由はないということになります。 そこで、AMGが新たな試みを始めます。 2012モデルの E63 AMG 5.5 liter bi-turbo V8 performance package 557 PSで、0-100Km/h 4.2秒、最高速はリミターカットで余裕の300Km/hオーバーです。 これの購入者に対して、AMG Driving Academyの Basicコースを修了するとリミターをカットして納車してくれるそうです。 このレッスン、米国と中国でも受けられるということですが、日本から参加して同様のサービスが受けられるのかは不明です。 By OZW |