風評被害
香港では日本食レストランに行く人が激減して倒産してしまうところが相次いでいるそうですが、シドニーの日本食レストランも少なからず影響を受けているようでした。 実は、オーストラリアの和食の食材のほとんどは南半球のものですし、現地の人もみんなそのことを知っているのですが、放射能汚染のイメージになってしまったんでしょうか、このお店でも去年と比べると3割からひどい日には5割減だそうです。 実際テレビのニュース解説などは日本とは全然違うことを報道していました。 例えば、3号機は水素爆発ではなくて核爆発で、ヨウ素やセシウムのような揮発性ガスだけでなく、ウランやプルトニウムなどの重い核物質も多く放出されてしまったとか、土壌汚染などはチェルノブイリを越えてしまっているとか、子供に年間20ミリシーベルトの被爆を許容させるなんて狂気の沙汰(200人に1人は発癌する)だとか、内部被ばくを全く考慮していない日本の原子力安全委員会でさえ公式に子供たちの0.1%以上の癌死を認めたとか、なんじゃそれ?という解説が大半で、これじゃあ日本食なんて食べる気がなくなるのも仕方ありません。 核爆発はともかく、だいたいあの安全委員会が自分が承認した基準値内での発癌リスクや癌死の可能性なんて認めるはずがありません。 まさに風評被害!! と思っていたのですが、それでもちょっと気になるので帰国してから調べてみたら・・・・ 3号機の爆発については、こちらが分かりやすいですが、 局所的核爆発というのは、どうやら事実のようです。 なんじゃそれ!! 日本じゃ全然報道されてなくて、海外のデマ報道と思ってたほうが実は正しかったなんて、一体いつから日本は北朝鮮になったしまったのでしょうか。 こんな状態だと、いくらなんでも勘ぐり過ぎと思われるこんなビデオすら、「もしかして」なんて思えてしまう悲しい状況に暗い気持ちになってしまいます。 By OZW |