エボ用アッパーマウントを、W124等に強化品として流用可能ですが、どの辺りが強化されているのか、W124アッパーマウント（4マッチク、カブリオレ除く）純正と比較してみました。

まず、価格！
エボ用　定価￥24,400（税抜き）
W124用　定価￥12,400（税抜き）
値段が高いから強化品！（笑）←は冗談ですが、エボ専用と供給量が極めて少ないことからコスト高になってると思います。

造りも複雑です。
真上から見た画像で比較すると、エボ用はマウント部（ゴム部）の径が小さいです。
また、W124用は、両側に穴が空いていますが、エボ用にはありません。
全く同じゴム素材だとしても、径が小さく穴も空いていないエボ用のほうが、硬い（剛性が高い）と思われます。

それから、右下の写真で分かる様に、ショック上部の取り付け部がエボ用は、7〜8ｍｍ下がっています。
マウント取り付け部のボディーにより近い位置でのショック取り付けとなるので、微妙な違いですが剛性は上がることになると思います。
W124用と比較すると、やはり強化品と考えて間違いない造りですね。

ただ、ショック取り付け部が下がるので、ショックのストロークが減って、バンプラバーとショックシェルケース上部のクリアランスは、要注意となります。
車高を下げているのであれば、ショートストロークのショックに、エボ用バンプラバーがベストかな！？と思います。

こんな感じで、車種が違えど純正品の流用が可能なものが結構あるのは、おもしろいですね！

エボアッパーマウント入荷しましたので、興味がある方は覗いて下さい。

By もっくん