ブレーキランプスイッチ
本来はブレーキペダルを踏むとスイッチが押されてブレーキランプが点灯するという極めて単純な構造の部品です。 ですから、これが壊れるというのはあまりなかったのですが、近ごろの車ではCAN / EIS経由で信号を送るなど少しばかり複雑なことをやるようになって結構壊れやすい部品の仲間入りをしてしまいました。 ブレーキランプの球切れよりこちらのスイッチ故障の頻度のほうが高いくらいです。 壊れるとブレーキランプが点かないだけでなく、エンジンスタートが出来なくなる車両も多いようです。 さらにベンツなどでは、ABSやESPの警告表示も出てきたりして、とんでもなく高額な修理が必要かと覚悟するのですが、このスイッチ交換だけで全部直ったりします。 ブレーキランプのバルブ球の予備を車に積んであるひとは多いと思いますが、今時はむしろこのブレーキランプスイッチも積んでおいたほうがいいかもしれません。 By OZW |