旧車の魅力
私もそうなのですが、次の車を考えるときにどうしても90年代前半までの旧車のほうに興味が向いてしまうひとは多いようです。 もちろん予算的なこともあって「新車はちょっと・・・」というのはあるのですが、同じ予算内でも今世紀の車ではなく前世紀の車に触手が伸びてしまうのは、やはりこの時代の欧州車はいい意味で国産車とは明らかに作りが違っていたからなのでしょうね。 でも、世の中にはいろんなひとがいて、全く違った理由で旧車を求める場合もあります。 随分前ですが、旧いロールスやベントレー、ベンツばかりを所有している地元では資産家として有名なひとがいました。 たまたま食事の席をご一緒したことがあって、どうして新車にしないのか訊いてたところ、意外な答えが返ってきました。 廃車にされずここまで生き抜いたということで、そういう車には「運」があるはずだから、ということでした。 ですから、ただ旧ければいいというわけではなく、大事されてきて事故にも遭っていないというのが重要なんだとか。 なるほどそういう選び方もあるのだと感心したのを憶えています。 By OZW |