AGMバッテリー
AGMというのは、Absorbed Glass Matの略で、「グラスマットセパレータに電解液が吸着されている」という意味です。 ドライバッテリーとも呼ばれますが、バッテリー中に流動状態の希硫酸電解液がないだけで、グラスマットに浸透している電解液は存在しています。 従来型のバッテリーに比べ3倍の充放電が可能ということで、最近のやたら電気を消費する車にはほとんど純正採用されるようになっています。 W215 CLなどはちょうどこれに切り替わる過渡期にあって初期モデルは従来型のウエットバッテリーだったのが、途中から品番変更されてAGMバッテリーになったようです。 ダイナモや充電の制御系が変わったわけではないので、こういう車にはAGMのほうがお勧めというだけであって、まあどっちのタイプを付けても特に問題はありません。 ですが、充電の制御系がAGM専用で設計されるている車両に従来型のウエットタイプのバッテリーを積んでしまうとすぐにあがってしまうことがあるようです。 また、充電器による充電方法もAGMは特殊で専用の充電器でないと爆発の危険もあるという話です。 AGMには、14.7V以上の電圧をかけちゃダメだし、といって定電圧充電器では満タンにはならないようで(パルス充電が必要)、ガソリンスタンドなどにある充電器は使えないというイザというときには不便な側面もあります。 いずれにしても指定通りのバッテリーを積んでおいたほうがよさそうです。 BOSCHバッテリー国内最安値(だと思います)で販売することにしました。 By OZW |