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リフティングキット その2

 
昨日の続きです。



フロント左右一式で必要なパーツはこれだけです。
送料入れても3,000円くらいだったと思います。

・ボールジョイント(リンクボールTHK BL6D) 4個
・M6の全ねじロッド 20〜30cm1本
・6mmのフランジナット(皿ナット) 4個
・6mmのナイロンナット又はセルフロッキングナット 4個
・6mmの普通のナット 4個 (仮止め用なので無くてもOK)
・適当なワッシャー 数枚


もしリアもやるなら同じものをもう一組そろえて、ねじロッドのカットする寸法をリアリンクロッド用に調整するだけです。
既にお気づきと思いますが、前後ともロッドの長さ次第でロワリングキットの自作も同じ要領で出来ちゃうということですね。
ちなみにリアはフロントの逆で、ロッドの全長を短くすると車高が下がります。



純正のロッドを上部のステーごと外します。




上側(写真右側)ステーのボールからはリンクロッドをねじるだけで簡単に取れます。




並べてみて、全ねじロッドのカットする長さを決めます。
今回は最長でノーマルと同じになるようにということで、60mmでカットしました。
もしローダウン用のものを作るなら最短に調整した状態がノーマルと同じ長さになるようにすればいいので、80mmくらいでカットすることになるでしょうか。
他のABCサスやエアサス車もこの長さを変えるだけで作り方は同じだと思います。
カットしたロッドは切り口をやすり掛けしてからタップをたててネジ山を奇麗にしておくと完璧でしょう。




上下に皿ナットを入れてから、ボールジョイントをねじ込みます。
見て分る通り、本当は全ねじロッドの部分が左右ねじが一体化したターンバックルロッドだと、取り付けたままで長さ調整が出来るのでいいのですが、今回は適当なサイズのターンバックルが見つからなかったので、通常の全ねじロッドで制作しています。




次に、純正のステーに付いているボールを取り除きます。
溶接されているので、裏側をサンダーで削った後、




ポンチでポンと叩いてやればこんなふうにポコッと外れます。




今回は車高を4cmほど上げたかったので、純正ロッドより1cmほど短くして仮に取り付けてみました。
これだとちょっと上がり過ぎたので、純正マイナス7mmにして装着してみると、見事に!以前のノーマル車高に戻りました!!
最後に、ボールジョイントの部分にワッシャーを入れて位置を調整した後、仮止めのナットの代わりに緩み止めの付いたナットにして締め付ければ完成です。


By OZW


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