今日のニュースでコメの産地偽装で刑事告発というニュースをやっていました。
偽装の手口は袋やラベルの張り替えといった単純なものではなく、仲間内の３社で共謀して架空伝票を作ったりしてマネーロンダニングならぬライスロンダリングをやっていたようです。

同じように車のコピー商品もどんどん手が込んできて、中国などのコピー製造工場から直接仕入れてそのまま売るというようなことをせず、一旦ドイツに送り、そこからまた別の国に流したり、あるいは本物と混ぜて販売されることもあるようで、以前に増して偽物を掴まされる危険性が大きくなってきています。
ちなみに上の写真、本物と書いてあるもの以外は全部偽物です。

ちょっと前までは米国のeBayがこういう怪しい商品で溢れかえっていましたが、状況は少しだけ改善されてきているようです。
代わって日本のヤフオクやアマゾンあたりがとんでもないことになっています。

故障診断やECUの書換えなどいろいろ遊べそうなダイアグノーシスソフトが手に入ったので、ELM327というOBDIIからの信号を変換してノートPCに送ってくれるコネクターをさっき探してみたのですが、なんと日本で売ってるものは、本家ELM Electronics社のチップをコピーした大陸製パチ物ばかりではありませんか。
どれも1,000円そこそこなのですが、評価コメントを見ると不良品率は二桁%といった感じで、動いても動作不安定な上にファイル共有サイトからダウンロードしたと思われる同梱のソフトにはウイルスまでそのままコピーしてしまっている始末です。
悪貨は良貨を駆逐するというか、コピーじゃないまともな製品を探したのですが私には見つけることが出来ませんでした。
仕方なく米国の代理店に直接注文することにしたのですが、コピーしか売っていないこの状況は異常だと思いませんか？

By OZW