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オプションの後付け

 
たまにですが、あとからオプション品を付けたいので、一式揃えるといくらになるかというお問合せを頂きます。

ほとんどの場合は、新車注文時のオプション設定価格の数倍になってしまいますので、値段を聞いて諦めるひとが多いのですが、それでも付けたい方も中にはいらっしゃいます。

2000年の前半くらいから普及し始めたディストロニックもそのひとつです。
クルーズコントロールで先行車との距離を測って、一定の車間距離を保ちつつ自動的にクルージングスピードを調整する装置です。
クルーズコントロール自体は標準装備でもこちらはオプション扱いのことが多く後付けの需要もそれなりにあるようです。
車種にもよるのですが、たとえば W211あたりだと、必要なパーツをざっと拾ってみると




ディストロニックセンダーユニット
フロントセンサー用ブラケット
配線キット
シフトカバー
ディストロニック用グリル
グリルカバー
室内スイッチ

定価ベースだとセンダーユニットが35万円もするので部品代だけで50万円くらいになりそうです。
もっともシフトカバー、グリル、グリルカバーは交換しなくても加工で何とかなりそうですし、一番高いセンダーユニットは本国取りで3割くらいは安くなりますから、うまくすれば30万円くらいであがるかもしれません。

後の問題は、専用テスターでコーディングが必要なのですが、DASがあればそれほど複雑な作業ではないそうです。


By OZW



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