日刊自動車新聞の調査で2013年12月〜2014年3月末までに自動車を購入した人、納車予定の人に対して、自動車の購入がその時期になった理由を尋ねたところ、自動車を購入した人の56.5%、3月末までに納車を予定している人の77.9%が、「消費税が増税されるから」と答えたそうです。

ただ、自動車業界では1997年に消費税が3→5%に増税された際、新車販売が駆け込み需要後に100万台以上急減したことから、2014年4月以降に同様な状況となる事への不安が広がっていまして、みんな来月以降にどうやって売るかいろいろ考えているようですから、案外増税後に買ったほうが支払総額は低かったりすることもあるかもしれません。

部品はどうなのか？といわれると、
当社でも定期交換部品などをまとめて購入されていくお客様が今月は多くいらっしゃいますが、部品はダメになってからはじめて購入される場合がほとんどなので、大きな駆け込み需要はない反面、その反動も車本体ほどは大きくないんじゃないかと思っています。
それに、そもそも当社のような輸入商社にとってはこの２年で30%以上動いた為替に比べれば、たかだか3%の増税なんて、という感覚です。
実際、納期に余裕のある高額部品なら、増税どうこうより為替を見て購入時期を考えたほうがお値打ちになると思います。

でも、そうはいっても、今後も値上げが予想されるEZLとかLHユニットなどの高額部品は今月中に買っておいたほうがいいかもしれません。

By OZW