R129
バブル真っ只中の1989年に登場した4代目SL R129 世界中に溢れかえっていましたが、日本ではあまり見かけなくなってしまいました。 それに対して、米国ではまだまだ現役で129専用のフォーラムもかなり賑わっていて、いまだに新しいアクセサリパーツも作られているくらいです。 米国では基本はオープン、ハードトップを付けるのは冬の間だけというのが一般的のようですが、日本だとハードトップははめっ放しで、オープンにするのは滅多にないという使い方だったため、バリオルーフのR230にみんなが移行していってしまったのでしょうね。 実際、当社にお問い合わせ頂いたソフトトップのお問い合わせ件数は、R107やW124カブリオレのそれと比べると、決して大げさな話でなく、100分の1以下でした。 ソフトトップ状態、つまりハードトップを外して走行することがほとんどなかったのだと思います。 ただ、ソフトトップ以外のパーツはこれまでかなりの数を販売させて頂きましたし、今でも金額ベースでいうとベスト30車種には入っていることから、コアなユーザーの方はまだまだいらっしゃいます。 足回りも含め消耗品を交換していけば新車の乗り味に戻せる希少な車種のひとつですから、できるだけ長く維持して頂ければと思います。 By OZW |